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20120311

飲尿健康法

【カテゴリ:日常】

20年ほど前、世の中で流行った健康法に「尿療法」というものがある。
これはどういうものかというと「自分の尿を毎日飲む」というもので、飲尿法なんて呼ばれ方もされていた気がする。
尿療法は一種の民間療法なのだろうけど、飲尿による健康の科学的根拠は皆無らしく、これが当時の日本、今から20年ほど前の社会で何故注目されたのか、今考えれば不思議だ。
自分が尿療法を初めて知ったのは、小学生の時。漫画家さくらももこさんのエッセイで読んだからであった。
「もものかんづめ」か「さるのこしかけ」か、とにかくさくらももこさんの初期エッセイ集の一エピソードとして載っており、自分の記憶が確かならばこのようなことが書かれていた。

「飲尿を始めて最初のうちは体がむずがゆくなったりしたのだが、やがてそれも治まり、すると今度は便通が改善され、体調が良くなった」

あまりにアバウトな記憶なので不確かだが、とにかく「飲尿法はいいのだ」という内容のことが書かれてあった。
それが衝撃的で、今でも自分の頭の中にひっそりと飲尿法に対する期待みたいなものが、小っさく朝顔の種みたいにして残っているのだけど、飲尿法、今でも続けている人はいるのだろうか?
このブログをご覧の方で「今現在、飲尿しています」という方が居たら、メッセージに御連絡ください。もれなく、マヨネーズを差し上げます。
というのは冗談ですが、何故こんな話をしているかというと、最近、その朝顔の種が、不安という土中に埋まり、忘れられた健康法としての雨を浴びて、今にも発芽しそうだからであって、ええ?どうして発芽しそうなんですかぁ?とあなたは問うかもしれないけれど、僕はアトピー持ちでして、それを早く完治させたいと思っているからなのであります。
僕がアトピーになったのはここ数年のことで、発症は3年前、26歳の時である。
よもや、二十歳を越してからアトピーになるとは思っておらず、3年前に「なんだか皮膚がただれてきたなぁ」と思い皮膚科に行ったら「アトピーです」と云われ、ステロイドの塗り薬を渡された。
お医者の話では、成人してからアトピーになる人も結構いるそうで、これは困ったもんだと原因を探ってみたのだが、自分でもよく分からない。おそらく、環境と食生活とストレスによるものなのだろうけど、それを言えば、全ての病気がそうであり、結句、具体的な原因というのは分からず仕舞い。
んなもんで、とりあえず原因らしきものはすべて断ってしまえ、と今ではタバコも酒もカップラーメンを始めとするインスタント食品の摂取も、ほとんどやめた。
原因と思われるものを断ち、さらにそこに、保湿剤や木酸酢、空気清浄機といった道具を使用して、皮膚の改善を図った。
効果のないものは打ち切り、新しい方法を取り入れてきた。
ところが、それから半年、1年しても治らない。
いかんぞな、もし。
そこまでしてアトピーを治したいのは、アトピーという病気が、体力を無駄に消費させるからであって、例えば、仕事中にちょっと汗をかいただけでも背中が痒くなったりする。あまりの痒さにかきむしれば、皮膚がただれ、出血し、傷が治る頃、またかきむしってかさぶたをはがす。
睡眠中に痒さで目がさめ、深く眠ることが出来ず、去年の夏は夢遊病になったりもした。
これは治さんといかんのである、やはり。
が、色々な療法を試してダメだったのであって、何かいい方法はないものか?と思っていた折「そういえば」つって、飲尿のことを思い出したのである。
飲尿の効能について、どこかで「肌がきれいになる」という美容効果の噂も耳にしたことがあった。
これはいけるんじゃないか。尿を飲めば、アトピーが治るんじゃないか。
しかーし。
その尿療法についての、後日談を全く聞かないのである。あれほど(ってどれほど?)社会で流行ったのに、その現在の話を全く聞かない。これはつまり、飲尿法というのはあの時の、一時の気の迷いであって、実は真っ赤な嘘、効果なんてないんじゃないかと思ってしまうのである。
ま、普通なら、「効果があれば今でも愛好者は多いはずだ、でも話を聞かないのだから効果がないのでせう」と考えるのがもっともだ。
せやけど、飲尿法の場合は独特で、これは実践していることをあまり人に話したくない健康法でもあるやんかぁ。
だから今更恥ずかしくて、ずっと続けているということを人に言えない。そんな隠れ尿療法実践者が日本に100万人くらいいるんじゃないかな、いたりしてくんないかな、みたいなことを夢想するわけである。
というか、個人的なイメージで尿は皮膚系の疾患に効きそう。アンモニア入ってるし。
で、先日、ものは試しと早速、尿を飲んでみようと思ったものの、いきなり朝っぱらから便器の前でコップに小便を注ぎ、ごくっと飲むのは気が引ける。さすがに。
つって、夜、風呂でちょろっと出したのを手に受けて、それを口元まで近づけて臭いを嗅いだらオエッてなって、オエッてなって、オエッてなって、俺やめた。
なので結局、効能は分からず。一つ分かったことは、この健康法に立ちはだかる勇気の壁は結構険しいということです。おあとがよろしいようで。(どこが?)べンベン。

なまはげ

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