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20130217

内税の儲け

【カテゴリ:日常】

先ほど、コンビニで50円の駄菓子(正確にいえば53円)を2つ買ってきた。
レジで106円払ったんだけど、何かおかしいなと思って考えたら、気づいたことがある。
100円分のお菓子に対して、なんで6円の消費税を払わにゃあかんのだ。消費税率は5%じゃーないか。
というのは、これ消費税の政策が数年前に変わり、外税から内税になった、つまり、商品の値段にすでに税金が含まれているからなのだけど、なんか吉四六のとんちに騙されたような気になって、あたし。
え?いまさら?って思われるかもしらん。もしかしたら世間ではとうの昔に問題になって終わった話かもしれんけど、今日、そんなことに気づいたあたしは、自転車をこぎながら愕っとなった。
これ、昔でいえばですよ、50円の菓子を10個買ったら500円だから、税金は25円。合わせて525円。
ところが今では、53円の菓子を10個買って530円払わねばならぬ。仮に僕が今日の午後、1000人の子供に53円の菓子を一つずつ配らねばならぬとするなら、
53円×1000個=53000円(うち、消費税は3000円。旧来なら5%の2500円)
と旧来の方式に比べ、500円多く税金を払わねばならない。この事実に、仕事帰りのあちきはとうとう気づいてしまったのだったよ。
なるほど、お上もなかなかやるじゃねえか、なんて思ったのだけど、これ、例えば日本の全国民が一日5円の差額を払い続けたとすると、
5円×1億2千万人で6億円。
これを年間にすると、
6億円×365日で2190億円
と、なんとなんと、年間2190億円の税収入アップになるのであって、もう丸っきり馬鹿にならない、宝くじの一等賞金ぐらい、はっ、ここから払ってあげる、ってなぐらいの勢いがあるのであって、もうすんげー額なのである。
くっそう、そんなことをしていたのか、国は。やるよ、あんたやるよ。
その昔、グリコのキャラメルが時勢とともに値上げせざるを得なくなり、社内で会議、値上げするべきか留まるべきか、デッドオアアライブ、つって悩んだ折、ある一人の社員によって画期的なアイデアが出されたという。
「キャラメルの表面に溝を入れましょう」
それまでのキャラメルというのは、一つ一つが四角に切られただけのキャラメルだったのだけど、このキャラメルに格子状の溝を掘ることで大幅な材料費の削減に成功。キャラメルの大きさ(当然、内容量は減っているが)も値段も変えることなく、売り上げを落とさずに利益に結びつけた、というのである。
このようにして、国や会社というのは、どれだけ相手に損を気づかれぬよう、微妙な細工でもって利益を上げていくかが常であって、自分はいつもやられっぱなしの人生を送ってきた。恥の多い人生を送ってきた。
そういうことを考える人って、やっぱり頭が切れてる、冴えてる、WAHO!天才だあ、なんて思ったりするのだけど、どこか好きになれない気がするのは、きっと僕が会社勤めをする社会人になりたくなかった理由の一因だろう。んで、50円の駄菓子を2つ、自転車の前カゴに入れた30歳フリーターの男は、ボブ・ディランの『風に吹かれて』を口ずさみながら一人帰路を急ぐのだった。了。

内股の人

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