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20101014

格言のはなし

【カテゴリ:日常】

格言好きの自分としては、youtubeなんかで流れてる格言系動画や、コンビニの書架手前に並べられている500円の文庫本など結構見ちゃうし、読んじゃったりするのだけど、この前、図書館をフラフラしていたらやっぱりそんな格言本が目に付いちゃったのであって、立ち読みしてたらあかん。目にうっすら涙がたまってそうだよなあ、実にそうであるよなあ、と思い、深くうなづいてしまったよ。自分の世界に入ってしまったよ。例えばこれだ。

「人間としての基本は、自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとることにある」 マーガレット・サッチャー

ああ、そうか。そうだったんだな。それって何か特別なことでなくって、人間としての基本だったんだな。よし、俺も今日から基本に忠実に生きていこうと思ったさ。しかし、それってちょっと安易すぎない?だって、そうじゃないか。27歳にして出会った一言によって、それまでの人生を流しちゃっていいのかよ、どうなんだよ、なんて自分も思わないわけじゃない。そんなとき、また手助けになってくれるのが格言であったりして。

「思いだして悲しんでばかりいないで、さっさと忘れてにっこりすることだわ」 クリスティーナ・ロセッティ

「自分のやっていることが大好きでそれに価値があると思っているのなら、それ以上に楽しいことなどあり得ない」 キャサリン・グラハム

「さぼれば、さびる」 ヘレン・ヘイズ

ううううう、うお、うお、うお。そうだ、そうだ、みんな言ってたじゃないか、全ては今だって。過去も未来も自分の手元にはないけれど、今だけはいつでも手元にあるんだって。変えられるのは今だけなんだって。ありがとう、サッチャー。ありがとう、クリスティーナ。ありがとう、キャサリン。ありがとう、ヘレン。そうして今日も俺は旅に出るのだった。どんな旅かって?自分で自分のケツを拭く旅さ。風。

「着てるものなんかどうでもいいの。大切なのは脱ぎ方よ」 リビィ・ジョーンズ

結局、そのまま情熱的な思いで受け付けの人に図書カードを差し出して、この本を借りてきてしまった。腕で派手にガッツポーズを作ってヨッシャーと叫ぶ90年代的スタイルを引きずっている自分は、そのまんまの動作をし、そこが図書館じゃなかったらスリラーを踊りだしていたと思うんだけど、踊りださなかったのは好判断だ。リビィ・ジョーンズ、あんたが誰か自分は知らないけど、俺、あんたと海に行きてえ。

「男に言うことをきかせたかったら、いくつか彼の言うとおりにしてやること」 リンダ・ライオン

「出かける前に、何かひとつ外したら、あなたの美しさは完璧になる」 ココ・シャネル

「従順な女は天国へ行くが生意気な女はどこへでも行ける」 ウーテ・エーアハルト

それにしても、この本は個人的にかなりツボの編集で、いい言葉をおさえている。哲人や文人といった著名人の鉄板の格言集以外では、数少ない好編集だ。発言者は全て女性のようで、女優が多い。元々女性向けにつくられた本なのかもしれないが、言葉の世界観が広いので自分のようなおっさんでも楽しめる。日本女性の格言も掲載されていて、これがまたハイセンス。

「他人なんて気にすることないよ。あと百年もたったら、ぼくたちをふくめて、まわりにいる人間は、どいつもこいつも死んじまっているさ」 藤堂志津子

「夢中で生きることが生きていく目的」 宇野千代

「道を云はず後を思はず名を問はず ここに恋ひ恋ふ君と我と見る」 与謝野晶子

日本女性を代表してってわけじゃないんだろうけど、宇野千代は面白い。この本には載っていないけど、いつ読んでも笑かす、好きな言葉がある。どちらかというと男向きな気がするけれど紹介しておきたい。

「わたしって、どうしたのでしょう。気がつくと、また他の男と寝てたのでした」 宇野千代

別に本の宣伝をしているわけじゃないんだけど、いい言葉に巡り合うと、誰かに話したくなる。誰かに話したくなるから、いい言葉なのかもしれない。一応、この本の詳細を。タイトルが、もういい。

「わたしはわたし。そのままを受け止めてくれるか、さもなければ放っといて」 発行・アルファポリス 発売・星雲社

格言とともに構成された写真、装丁も良。お気に召しましたら、どうぞ。


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