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20110131

宮崎の災厄

【カテゴリ:日常】

宮崎が大変なことになっている。
去年の4月に口蹄疫で騒いでいたと思ったら、それから1年も経たないうちに、鳥インフルエンザで騒いでいる。自分が住む町でも3万羽超の鶏が殺処分された。
殺処分。
なんて悲しい響きなんだろう。この町には何万の牛と何万の鶏が土の中に埋められてしまった。全ては人間のためである。
そうかと思っていたら、今度は火山が噴火した。3日前の夜からなんだか窓がカタカタ揺れる。風もないのに不思議なことで、最初は地震かと思って、もう3時間も4時間も揺れっぱなしなので、これはもう世界の終りなんだろうかと真剣に凹んでいたら、翌日に火山の噴火だと知った。
自分は関東平野の真ん中で育って、近辺で火山の噴火など経験したことがないから、火山の噴火などグアテマラかコスタリカかどこか知らんがそんぐらい遠い出来事のように感じていた。ところがどっこい、宮崎である。火山って、こんな揺れるもんなんだね。ビックリしたよ。そして、なんか人間の無力さを感じたな。これだけ文明が発展しても、まだ原始時代と同じように自分は火山の噴火におびえているんだもの。笑ってしまう。ちっちぇーんだな、人間なんて。
で、その噴火による火山灰により、今度は農作物までが甚大な被害。灰が降った野菜は商品にならない。
どうさ。50年にいっぺんくらいっていう災厄がここ1年で3つも来た。どうなのさ、これ。どうなってんのさ、宮崎。一体、涙も労力もどれだけ必要なのさ。言ってみろよ、神様。巣を壊された蟻がまた一から巣を作り直すように、人間が作り直していくのだよ。神様、災害とは運ですか。罰ですか。教えてください、神様。

この町のことなのだけど、去年、口蹄疫が発生した際には全国から多くの寄付金を頂いた。復興のためにどうぞ役立ててくださいと、送られてきた善意のお金だ。ところが、そのお金が多すぎて、実は余ったんだ。この辺りのことはマスコミでも多分報道されていないと思うんだけど、こういうお金って、どう処理するんだろうかと自分は気にかけていた。
国からの保障(税金)と寄付金により、農家に対する救済金をまかない、そこで余ったこのお金の使い道として、正しいものは何だろうか。
理想的な使い方ってのは、またきっと日本のどこかで災害が起こるのだから、その時にそっくり寄付するとか、とりあえず金利に回してとっておくとか、そんなところだろうと思うのだけど、この町はあろうことか、その金をこの町限定の商品券に変えて売り出してしまった。
自分はその時、この町のバカさ加減、町議会のバカさ加減を思ったんだけど、それがどういう商品券だったかというと、1万2千円分の額面を1万円で販売するというもので、町民による町内での買い物にのみ限定していた。
たしかに口蹄疫で被害を受けたのは農家だけでなく、飲食店、小売店もそうだし、広くは町民一人一人がそれなりの被害はあるのだろうけど、果たして善意の金をこの内輪による還元として使っていいものなんだろうか。
商品券は去年の夏に2回に分けて発売され、総額5000万円だか1億円だか発行したようだが、人口1万強のこの町でもあっという間に売り切れたらしい。そりゃそうだ。2割増しだもの。それからしばらくは、スーパーのお客さんが皆商品券を使っていた。
また、隣町では一度中止になった花火大会が急きょ開催された。これに寄付金が関与しているのかどうかは知らないが、もし寄付金で花火を打ち上げたのだとしたら大馬鹿者だろう。モラルが全くない。
何が言いたいかって、その時の寄付金、やはりあの時「あるのだから使ってしまえ」でバラまかずにとっておけば、今回の鳥インフルエンザと火山の被害に回せたのではないか。今さら言っても遅いが、なんつーか、この町のやっていることが刹那的で情けなくなる。また今回も寄付金を受け取るつもりなんだろうか?
100円玉を握りしめた子供がさ、「これは僕のお小遣いだけど、困った人のために使ってください」とやってきて、でもそれを受け取った大人の側に、その意識がないんだよ。悲しいね、人間。やはり罰ですか、神様。

初めてだらけのことで、驚くことの連続だ。スーパーでは鶏肉と卵が品薄になっているし、町内の消毒もまた始まった。町の体育館は使用禁止になった。畜産業者は地獄絵図だろう。そんな近況。

観音

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